一戸建て住宅での解体作業に伴う残置物撤去の事例 - 横浜の粗大ごみ・回収ブログ

株式会社ゼロインターナショナル
2025年01月22日 [粗大ごみ 回収 横浜]

一戸建て住宅での解体作業に伴う残置物撤去の事例

一戸建て住宅での残置物撤去のご依頼です。
物件は、建物面積93平方メートルで、周囲を狭い路地に囲まれた一般住宅。
残置物撤去から建物の解体まで一括して行う依頼を受けており、残置物撤去に関しては2回に分けて実施されます。


《1日目-作業前の状況》





1日目-作業前_屋内

この日は車両一台と作業者三名で対応します。
作業は依頼主様立会いの下、指示に従って行われました。
実際に居住していた物件なので、室内は比較的きれいな状態です。
ごみとして処分するものだけではなく、思い出の品と言うべき物品も数多く残されていますので、その都度依頼主に確認をとりながら作業を進める必要があります。

1日目-作業前_押入@
1日目-作業前_押入A
既に主だった生活雑貨は持ち出された後ですが、書類、書画を含めた細かい残置物のほか、扇風機やファンヒーターのような生活家電、布団一式といった大きめの物品が残されており、これらの処分が主な作業内容になります。
新居でも使えるものは移送に回し、処分するものについては中古品としての査定に耐えるものかどうか、そうでなければごみとして可燃物や不燃物、資源ごみなどの分別を行います。

1日目-作業前_木製家具@
1日目-作業前_木製家具A
依頼主様から木製家具については残してよろしいとの指示をいただいておりましたので、家具に収納されていた物品の方を処分の対象とします。
食器類などの割れ物や、ハードカバーの大判書籍と言った重量物が多く、これらは中古品として回収できる場合もありますので、できるだけ丁寧に取り扱っていきます。

1日目-作業前_屋外@
1日目-作業前_屋外A
1日目-作業前_屋外B
屋外と物置にもいくつかの残置物があります。
壊れた網戸のほか、すだれ、ビニールシートや古いポリタンクのような処分する方がよいものや、脚立やシャベルと言った大道具でまだ使える可能性のあるものもあります。
ガサはあるものの、比較的平べったいものや折りたためるものが多いので、搬出にあたっては車両の積載スペースの隙間を利用して工夫しながら積み込みを行います。


《1日目-作業開始》





作業中
本日中の搬出の目星をつけたものから随時運び出します。
飾り物など、作業の際に破損の危険があるものを動線から外し、健康器具やハンガーなどガサの大きな物品を運び出していきます。
通常の残置物撤去と同様、重要な書類や思い出の品などとっておきたい品を見失わないように気を付けます。


《1日目-作業終了後》





1日目-作業後_屋内
初日の主だった搬出は終了しました。
まだすべての残置物を撤去したわけではありませんので、本日の時点では遮光カーテンを残して屋内に太陽光が入らないようにしておきます。

1日目-作業後_木製家具@
1日目-作業後_木製家具A
1日目-作業後_木製家具B
木製家具に詰め込まれていた物品も運びだし、すっきりした状態になりました。

1日目-作業後_1日目終了
次回で搬出作業を終え、年内には解体工事を完了させる予定です。



《2日目-作業前の状況》





2日目-作業前_残置物-暖房器具など
先日の作業で残されていた暖房器具や家具は本日の運び出しになります。


2日目-作業前_残置物-日用品など
同様に細かい生活雑貨も完全に撤去します。


2日目-作業前_洗濯機+冷蔵庫
洗濯機や冷蔵庫はリサイクルの都合も考え、慎重に搬出を行います。



《2日目-作業終了後》






2日目-作業後_和室@
2日目-作業後_和室A
屋内の残置物を完全に撤去しました。


2日目-作業後_洗濯機+冷蔵庫_撤去
洗濯機、冷蔵庫の運び出しも完了です。


2日目-作業後_屋外
屋外の残置物も、一通り搬出してあります。

2日間にわたる残置物撤去作業もこれにて終了です。
この後は建物全体の解体作業に入ります。



今回の残置物撤去は、概算で以下のような料金です





・足場及び養生費
・産業廃棄物処分費
・建物解体作業費
・重機代
・残置物処分費
・アスベスト調査費
・外回り処分費

小計 1,650,000円 + 消費税10% = 合計 1,815,000円



建物の解体処分費も含めてなので金額はかなり大きめです。
残置物撤去に限れば、費用はこの4分の1程度の予算になります。
建物の解体に伴う残置物撤去は、ある意味で解体作業以上に手間と労力のかかる作業ですので、安全と負担軽減のため、ぜひ専門業者の利用をご検討ください。
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