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2025年03月12日 [粗大ごみ 回収 横浜]
商業テナントでの残置物撤去・スケルトン解体の事例
商業テナントビルでの粗大ごみ回収・処分、スケルトン解体のご依頼です。
物件は、築31年の鉄骨造地上7階建て商業ビルの1階、事務スペースの一室になります。
スケルトンとは構造躯体のことを指す言葉で、建物を支える柱や梁、床などを意味します。建物の根幹を成す構造躯体や骨組みと考えられ、その骨組み以外について解体工事を行うことがスケルトン解体と言えます。
店舗やマンションであれば、コンクリート打ちっぱなしの状態に戻すイメージであり、構造物や骨組みとしての建物を残しつつ、中身が何もなくなった状態にするのです。
そのスケルトン解体においても、店舗や物件など、借りる前と同じ状態に戻すことは通常通り原状回復と呼び、建物や家屋の構造物以外全てを解体・撤去して、内装などは何も残さない状態にすることをスケルトン解体と呼んで区別しています。
実際のスケルトン解体の方法は内装解体とほぼ同じです。
内装解体では、壁や天井、柱や床といった建物の構造物以外の内装を解体しますが、これをスケルトン解体では、構造物に関しては特に何も手をつけずに、家具や什器、パーテーションや配管といった内装設備を取り除き、中身を空っぽの状態にするのです。
スケルトン解体の実施に当たって、どのような状態にするのかは解体業者と依頼主の話し合いによって決められます。
物件が店舗であれば、配管や配線は手つかずのままにしたいといった要望を出すことも可能でしょう。
構造物以外の部分について、どこまで解体工事を進めるのか話し合うことで、依頼主としてのニーズに合致させることが重要です。
今回の物件は、床タイル剥がし、照明、エアコン、棚、全てを撤去しますが、LED照明の一部を残しておくというご要望がありましたので、その前提で作業に入りました。
今回の作業現場です。
細長い形状で、その多くの壁面がガラス張りとなっており、テナントの玄関口に幅広く面しています。
すでに多くの備品は運び出された後ですが、事務スペースにのみ椅子やテーブル、ラックのような残置物のほか、明らかに古くなって実用には堪えないパソコン、電子レンジといった物品は、リサイクル品としての用途も期待できないため、粗大ごみとして処分することになります。
また、今回はスケルトン解体であり、天井のLED電灯一か所と天井据付型の施設側エアコン以外はすべて撤去の対象です。
そのため、画像上部の戸を開放している吊戸棚、左下のフローリングスペースなども併せて撤去することになります。
また、物件中央には長年店舗で使用されたガラス製の大型ショーウィンドウケースが設置されていました。
このショーケースと横に設置したドアによって、敷地を店舗スペースと事務スペースに分けています。
壁に設置されたスポットライトとともに、こちらも撤去の対象となります。
業務で使用するショーケースは、自治体等では回収してもらえないため、産業廃棄物処理業者か不用品回収業者に依頼するのが一般的です。
美品であればリユースの可能性もありますが、今回は産業廃棄物として廃棄することになりました。
ガラス製品は樹脂製の家具や什器に比べて重さがあり、また、強度も高くありません。
破損した場合、断面が鋭利な刃物となって作業員の皮膚を傷つける危険性があるため、作業は慎重に行う必要があります。
不慣れな人が作業を行うとケガを負う危険性が高くなります。
こうした作業は専門業者を頼るのが賢明でしょう。
作業が開始されました。
事務スペースに残置されていたイスやテーブルなどの備品、粗大ごみを撤去した状態です。
この後スケルトン解体として、吊戸棚やフローリングのほか、屋外に設置されたエアコンの室外機や天井裏を這うホースや同線、壁面に設置された白い小型棚、また、ショーウィンドウやドアとフレーム、外壁とつながったガラス面に設置されたハンガー状の什器など、比較的小さな店舗スペースの中に産業廃棄物として処分しなくてはならない物品が意外とたくさん残されていました。
特にガラス面に接触したドアフレームやハンガーラックの撤去については、ガラス面を損傷させないよう、場合によっては養生などの設置も検討しつつ、慎重に進める必要があります。
作業が終了し、敷地内の残置物や内部設備をすべて撤去し、搬出されました。
こうして見ると、小さく思えた店舗スペースも、意外と広い空間を持っていたことがわかります。
この後内装工事が行われ、この空間には新しい店舗が収まることでしょう。
・解体作業費
・諸経費
・産業廃棄物処分費
今回は残置物撤去の後、スケルトン解体という形で内装工事を行いました。
スケルトン解体には、低コストで実現できることや、新たに間取りを整えて利便性を向上させることなどのメリットがあります。
また、一般住居と比べて店舗物件から出る廃棄物の多くは産業廃棄物として扱われるため、今回のガラス製ショーケースや、金属製の什器など、頑丈さやデザインを優先することから人力で持ち運ぶのが非常に難しい残置物が含まれがちです。
必ずしも生活空間を考慮されないことから狭小物件も珍しくはないので、そうした場所での作業は負担の大きいものとなります。
事故が発生する危険を考慮すれば、安全に関する知識と経験を豊富に持ったプロに作業を依頼するのが無難と言えるでしょう。
ぜひ、内装工事に総合的な対応ができる専門業者のご利用をご検討ください。
物件は、築31年の鉄骨造地上7階建て商業ビルの1階、事務スペースの一室になります。
スケルトンとは構造躯体のことを指す言葉で、建物を支える柱や梁、床などを意味します。建物の根幹を成す構造躯体や骨組みと考えられ、その骨組み以外について解体工事を行うことがスケルトン解体と言えます。
店舗やマンションであれば、コンクリート打ちっぱなしの状態に戻すイメージであり、構造物や骨組みとしての建物を残しつつ、中身が何もなくなった状態にするのです。
そのスケルトン解体においても、店舗や物件など、借りる前と同じ状態に戻すことは通常通り原状回復と呼び、建物や家屋の構造物以外全てを解体・撤去して、内装などは何も残さない状態にすることをスケルトン解体と呼んで区別しています。
実際のスケルトン解体の方法は内装解体とほぼ同じです。
内装解体では、壁や天井、柱や床といった建物の構造物以外の内装を解体しますが、これをスケルトン解体では、構造物に関しては特に何も手をつけずに、家具や什器、パーテーションや配管といった内装設備を取り除き、中身を空っぽの状態にするのです。
スケルトン解体の実施に当たって、どのような状態にするのかは解体業者と依頼主の話し合いによって決められます。
物件が店舗であれば、配管や配線は手つかずのままにしたいといった要望を出すことも可能でしょう。
構造物以外の部分について、どこまで解体工事を進めるのか話し合うことで、依頼主としてのニーズに合致させることが重要です。
今回の物件は、床タイル剥がし、照明、エアコン、棚、全てを撤去しますが、LED照明の一部を残しておくというご要望がありましたので、その前提で作業に入りました。
《作業前の状況》

今回の作業現場です。
細長い形状で、その多くの壁面がガラス張りとなっており、テナントの玄関口に幅広く面しています。
すでに多くの備品は運び出された後ですが、事務スペースにのみ椅子やテーブル、ラックのような残置物のほか、明らかに古くなって実用には堪えないパソコン、電子レンジといった物品は、リサイクル品としての用途も期待できないため、粗大ごみとして処分することになります。
また、今回はスケルトン解体であり、天井のLED電灯一か所と天井据付型の施設側エアコン以外はすべて撤去の対象です。
そのため、画像上部の戸を開放している吊戸棚、左下のフローリングスペースなども併せて撤去することになります。

また、物件中央には長年店舗で使用されたガラス製の大型ショーウィンドウケースが設置されていました。
このショーケースと横に設置したドアによって、敷地を店舗スペースと事務スペースに分けています。
壁に設置されたスポットライトとともに、こちらも撤去の対象となります。
業務で使用するショーケースは、自治体等では回収してもらえないため、産業廃棄物処理業者か不用品回収業者に依頼するのが一般的です。
美品であればリユースの可能性もありますが、今回は産業廃棄物として廃棄することになりました。
ガラス製品は樹脂製の家具や什器に比べて重さがあり、また、強度も高くありません。
破損した場合、断面が鋭利な刃物となって作業員の皮膚を傷つける危険性があるため、作業は慎重に行う必要があります。
不慣れな人が作業を行うとケガを負う危険性が高くなります。
こうした作業は専門業者を頼るのが賢明でしょう。
《作業開始》

作業が開始されました。
事務スペースに残置されていたイスやテーブルなどの備品、粗大ごみを撤去した状態です。
この後スケルトン解体として、吊戸棚やフローリングのほか、屋外に設置されたエアコンの室外機や天井裏を這うホースや同線、壁面に設置された白い小型棚、また、ショーウィンドウやドアとフレーム、外壁とつながったガラス面に設置されたハンガー状の什器など、比較的小さな店舗スペースの中に産業廃棄物として処分しなくてはならない物品が意外とたくさん残されていました。
特にガラス面に接触したドアフレームやハンガーラックの撤去については、ガラス面を損傷させないよう、場合によっては養生などの設置も検討しつつ、慎重に進める必要があります。
《作業終了後》

作業が終了し、敷地内の残置物や内部設備をすべて撤去し、搬出されました。
こうして見ると、小さく思えた店舗スペースも、意外と広い空間を持っていたことがわかります。
この後内装工事が行われ、この空間には新しい店舗が収まることでしょう。
今回の特殊清掃は、概算で以下のような料金です
・解体作業費
・諸経費
・産業廃棄物処分費
小計 270,000円 + 消費税10% = 合計 297,000円
今回は残置物撤去の後、スケルトン解体という形で内装工事を行いました。
スケルトン解体には、低コストで実現できることや、新たに間取りを整えて利便性を向上させることなどのメリットがあります。
また、一般住居と比べて店舗物件から出る廃棄物の多くは産業廃棄物として扱われるため、今回のガラス製ショーケースや、金属製の什器など、頑丈さやデザインを優先することから人力で持ち運ぶのが非常に難しい残置物が含まれがちです。
必ずしも生活空間を考慮されないことから狭小物件も珍しくはないので、そうした場所での作業は負担の大きいものとなります。
事故が発生する危険を考慮すれば、安全に関する知識と経験を豊富に持ったプロに作業を依頼するのが無難と言えるでしょう。
ぜひ、内装工事に総合的な対応ができる専門業者のご利用をご検討ください。